こんにちは、海洋生態学4年の海住です。
4/19にモニタリングサイト1000の調査へ行ってきました。
今回は三重中高の先生方と生徒さん、それから海洋3年の宮下さんにも調査を手伝ってもらいました。
天気は最初若干悪かったですが途中から少し晴れ間も見えて最後までやりきることができました。
良かった良かった。
松名瀬は潮干狩りの名所で、当日は天候はそんなによろしくなかったのですが日曜日ということで潮干狩り客があふれていました!
その中を無言で通過するつなぎを着た集団・・・・。よくよく考えたらこいつらなんや、と思われても仕方ないような感じでしたね(笑)
さてここからは調査風景について話したいと思います。
初めのところはアシ原が生えているところでした。なので、底生生物としてはカニが多めでした。
また、アシ原の生えていないところではウミニナやホソウミニナ(時々フトヘナタリ)が表面に大量にいました!
中にいる埋在生物はふるいにかけてさがしだしました。
次は潮干狩り客であふれかえる場所で調査をしました。
潮干狩りの後なのか、大量の足跡があり、ない場所を探すのは苦労しました(笑)
しかし、やはり潮干狩り場、ハマグリやアサリなどの二枚貝が結構とることができました。
あ、とったアサリたちは海に帰しています。
最後に陸寄りの干潟の調査です。
ここにはオカミミガイという珍しい貝が存在しており、学生さんたちはオカミミガイ探しに必死になっていました。
ほかにも、倒木をひっくり返してその下を見ると、いましたいました、カニが大量に。
そしてこのハマガニの大きさ、、、デカイ(確信)
色々とありましたが最後に記念撮影をして調査は終了しました。
三重中高の学生さんは本当に元気に歩き回ってはどこからともなく貝を採ってきて、またある時はすごく深く掘り返して貝を探してました。
なので調査としてはたくさんの種を確認することができました。
ちなみにその時私はひたすらに機械で測定したり、学生さんがとってきてもらった生き物を研究室に持ち帰るために袋に入れてました。
しかし、学生さんにとってもこのような体験はとても貴重なものになったのではないでしょうか?
普段教科書で内容を覚えるだけの学生さんが、実際に自分で生き物を取り、その生き物を教えてもらえるというのはめったにできることではないと思います。
この日記を読んだあなた、是非一度海洋生態学の調査に同行してみてはいかがでしょうか?(宣伝)
では、今日はこのへんで、またお会いしましょう。
コメントをお書きください