お久しぶりです。
更新するのをさぼっておりました。
すいません。
少し前の出来事ですが・・・
11月22日に
三重大では学祭2日目がやっている裏で・・・
三重県総合博物館にて
然史学会連合講演会「自然史への招待~自然を見る目、自然を解き明かす心~」
が開催されて
妙子先生、私(後藤)と近藤くんの3年生2人で
ベントス学会として、午後の部でのお手伝いに行きました。
午前中は準備をして・・・
準備し終わったら
午後の部の講演を聞きに行きました。
午前の部は
「第一線の研究者が解き明かす自然史」で
4人の、それぞれ違う分野を研究する先生方の講演会でした。
三重大学の先生もいて、ヤムシの研究をしている教育学部の後藤先生でした。
三重大生でありながら、後藤先生の存在を知りませんでした・・・
チョウチンアンコウについて聞けるということで
それを楽しみにしていたのですが
どの先生の講演も面白かったです!!
たまに冗談を挟みながらの堅苦しくないプレゼンで
完全に聞き手の心を掴んでいました!
さすがですね。
私も心を掴まれて
午前の部はあっという間に終わりました。
午後の部は
体験教室「わたしの目で見る自然史」ということで
いろんな学会がそれぞれでブースを出して
各分野について体験して学んでもらうというものでした。
これには
第四紀学会、花粉学会、人類学会、霊長類学会、ベントス学会、藻類学会、鱗翅学会、三重クモ談話会、三重昆虫談話会
の学会が参加しました。
いやー
色んな学会があるんですね。
第四紀学会はなんだろうと思ったら
三重の地形を作ってみよう
というものでした。
藻類学会は三重大の藻類学研究室がやっていて
海藻おしば教室をやっていました。
私たち、ベントス学会は
「海のいきものの変態のふしぎ」というテーマで
生体と幼体で姿が違う海のベントスの変態する様子を
変わりメンコで知ってもらおうというものでした。
この変わりメンコ、実は
妙子先生にアドバイスをもらいながら
3年生(後藤、近藤、島田)でデザインしました!!
我ながら、よくできたんじゃないかと思ってます(笑)
カニとイセエビとあさりの
3種類が作れるようにしました。
変わりメンコは
はさみで切り切りして折り折りして
完成すると・・・
んーと
言葉では説明しづらいので
動画を見てください
って思ったんですけど
挙げれなかったので・・・
写真を見てください。
どうですか?(笑)
閉じて、開いて、閉じて、開いて・・・
を繰り返すと
フィロゾーマ → プエルルス → イセエビ
と変態していくんです!
最初見た時は
感動しました!
午後の部では
親子で来てくれる方が多かったです。
小さい子は夢中になっていました。
はさみで切る作業があるので
それだけ怖かったですが・・・
すごく真剣に切ってます(笑)
ある子は
3種類全部を黙々と作っていたら
一緒に作っていたお姉ちゃんにも置いてかれて
結局、家族みんなに置いてけぼりにされてしまっていました(笑)
変わりメンコを作るだけでなく
パネルを貼ったり
フィロゾーマやレプトセファルスなどの標本を見せたり
パソコンで変態する動画を見せたりして
実際に見てもらいました。
そして
ゾエアとメガロパは
チリモンから抜粋して
レジンで固めたものを標本にして
前日に大量生産したものを
持っていきました。
すごく綺麗で見やすい標本になりました(^^)
しかも
なかなかいいものができたんです(^^)
すごく気に入っています!(^^)
これは
午前の部で講演したチョウチンアンコウの猿渡先生が絶賛していたそうです(笑)
来てくれた人たちは
よく見る生体の幼体の姿が違いすぎて
みなさん驚いていました。
あ、あと
来てくれた子の中には
生物にすごく興味を持った小学生がいて
その子は、レプトセファルスを知っていました。
私が小学生の頃は
そんな単語は聞いたことがありませんでした。
あの子は、将来は生物学者になるんでしょうか。
みなさん、夢中になってくれて
喜んで持って帰ってくれて
作ってよかったーと思いました。
良い講演も聞けたし
みんなが夢中になってくれたし
充実した一日でした!
妙子先生、ありがとうございました!!
今年も、もう終わってしまいますね。
先輩方は、それぞれ研究に打ち込んでいます。
体調には、気を付けてくださいね・・・
また近々更新します!
それでは!
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